やっとDVDを手に入れて観ました。
やっぱり面白かった。
ジブリ映画は好きです。
なのになぜ映画館に観に行かなかったか。
製作段階の宣伝で軽いあらすじ紹介があり、とても面白そうだし絶対観に行くと心に決めていたのに、なぜ映画館に脚を運ばなかったか。
もちろん、キャスティングが気に入らなかったからです。
ジブリだから声優はもう使わないんだろうなとは思ってましたが、私Kさん(いや、伏せる意味ないから)のなにをやっても一本調子な演技があんまり好きじゃない…って言うか
嫌いなんです。
そんなわけでDVDになるのを待っていたのでした。
面白かったけど、やっぱりあの映画のキズはKさん…って言うか木村拓哉氏でした。
倍賞千恵子さんもソフィーばあちゃんはよかったけどソフィーはちょっと苦しかった。可憐さがなかった。でも我慢できる範囲だった。
マルクルの神木隆之介くんはさすがだった。この少年の演技だけでも観る価値はあったように思う。
三輪明宏さん、我修院達也さんはジブリ二度目でいい感じです。
木村氏も、演技ではそんなにひどくなかったです。むしろ、なかなかよかった。
ですが、声優の仕事、として見るなら最悪です。
なにが悪かったかと言いますと、場面によって印象がバラバラなのです。
これは劇場版鋼の錬金術師に出ていた小栗旬氏にも若干感じたことですが、キャラを演じてない。
木村氏が実写で演じたならアレでよかったでしょう。
ですが、「ハウル」はアニメです。
「キャラクターヴォイス」と言うだけあって、そのキャラクターを演じてくれなければ観ているほうは混乱してしまいます。
たとえばプロの声優なら、声一つでいろいろなキャラクターを演じ分けるでしょう。
悟空と悟飯と悟天、声を聞いただけでどのキャラかわかるのは、野沢雅子さんが厳密に演じ分けているからです。
クリリンとルフィとか、キキと江戸川コナンとか、トンボとウソップとか、クレヨンしんちゃんと姫川亜弓とか、ドロンジョとのび太とか、プロの声優さんはキャラによってがらりと雰囲気を変えてきたりします。
そしてそれが全然無理なくはまってたりするのです。
もちろんその作品の中でその声は一貫してます。
キャラの成長でかわって行ったりはしますが、場面ごとに印象が違うなんてことはありません。
木村氏にはもう少し声だけの仕事と言う難しさを理解したうえで演技してもらいたかったものです。
今さらですが、ファンの方ごめんなさい。
一声優マニアの呟きでした。
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