演劇集団円の、舞台『オセロー』を観てきました。
千秋楽です。
観るなら初日か千秋楽と決めてました。
本当は両方見られたらベストなのですが、なにぶん東京ですので、なかなかそういうわけにも行きません。
舞台の概略はこんな感じです。
W・シェイクスピア/作 松岡和子/訳 平光琢也/演出
出演/金田明夫、木下浩之 石田登星 佐々木睦 三沢明美、吉見一豊、朴璐美、荒川大三郎 瑞木健太郎 岸昌代 手塚祐介 吉澤宙彦
佐藤芳江 玉置祐也 原田大輔 福本真之 薬丸夏子 山内基寛 山根舞
高潔なムーア人の将軍オセローと若く美しいデスデモーナの幸せな結婚は、オセローを逆恨みするイアゴーの奸計により愛の悲劇へ。イアゴーの言葉の魔力により、心の中に嫉妬という怪物を植え付けられたオセローは、妻の不貞という不安と恐怖に取り憑かれ、妄想にさいなまれはじめる。執拗なほのめかしによって嫉妬心は一層ふくらみ、ついには最愛の妻の殺害というおぞましく、そして痛ましい出来事へと駆り立てられていく・・・。
ストーリーは、悲劇です。
たくさん死にます。
シェークスピア四大悲劇のひとつに数えられているので、そりゃ無事には終わりません。
古典はせりふも難しいし、それをいかにわかりやすく観客に伝えるかには演出、役者ともに相当心を砕かなければならないことでしょう。
その点、今回の舞台はすばらしかったです。
難解な言い回しも明快な滑舌で早口にもかかわらず非常に聞き取りやすかったです。
主演の
金田明夫さんはもちろんのところ、難しい役どころであるイアゴー役の吉見一豊さんは秀逸でした。
来歴を知りたかったのですが、ウィキペディアには出てませんでした。残念。
その代わり、色男キャシオー役の
木下弘之さんが声優のお仕事もされてて中でも名探偵コナンに出てくる黒の組織の一員だといまさら知りました。
今回の舞台には出てなかったけど、シュナイゼルの声優さんも円の人だったんですね。
へー。
……そんなことはさておき。
私の今回の目的は、もちろん朴璐美さんです。←携帯だと文字化けしてますね。
改めまして、ぱくろみさんです。
可憐でした。
この作品、主人公や敵役がへたくそではお話になりませんが、ヒロインであるデスデモーナに魅力がなければ台無しです。
ファンの欲目抜きにしてもむしゃぶりつきたくなるような(下品……)可愛らしさ。
結末わかっててもあまりの健気さに胸が痛くて涙が止まりませんでした。
舞台自体は以前に観た『レインマン』と同じで簡素な回り舞台。
倉庫の中の用具を使って演じて見せた北島マヤのように、演技力があれば高価な舞台装置など必要ないと言わんばかりです。
装置が回転して無骨な岩の高低が変わるだけでそこは海岸にもなり寝室にもなり酒場にもなり。
情景はありありと目に浮かびます。
二時間二十五分、短くないです。
最近の映画より長いです。
でも一切中だるみもなく、緩急織り交ぜた演出で魅了してくれました。
とても残念に思ったのは、千秋楽しかチケットを取らなかったことです。
もう一度くらいは観たかったです。
さて、舞台終了後。
朴さんがロビーに出てきてくれるかもしれないという期待を胸にたくさんのファミリーの方とお待ちしてました。
朴さんが出てくるのが先か、係りの人に散らされるのが先かどきどきしてましたが……
朴さんめちゃくちゃ早く出てきました!!!
アンケート書き終わって受付に預けた荷物を引き取りに行ってた間に磁石に吸い寄せられる砂鉄のごとく勢いでファミリーの一団が移動していたので、本当にびっくりしました。
誘導されるままみんな一列に並んで朴さんに握手をしてもらいます。
いきなり握手会です。
みんな一言二言言葉を交わし、握手をしてもらっています。
今回サインはなしです。
当然です。
列の長さがすごいです。
朴さんは舞台が終わったばかりで疲れてるんです。
そんな無理を言ってはいけません。
というかこの握手だけでもそうとう体力を消耗すると思うのですが。
ところが数人目にして異変が。
それまで握手だったのに、妙に可愛らしい男の子? 男だったよね?
その子にいきなりハグする朴さん。
もともとスキンシップが激しい方ではありますが。
握手会がハグ会になりました。
もうみんなハグです。
感激して泣いちゃう子もいました。
そんな私も涙目です。
細かった
演出でほどいた髪が口に入ってきてもうこのまま卒倒したいと思った私。
差し入れは入浴剤とか美容マスクとか足裏シートとか、疲れを取るグッズです。
朴さん、疲労がかなりたまってたようで、肌も幾分荒れてたようです。
使ってくれたら嬉しいなあと思いました。
感動を胸にファミリー総勢11名と居酒屋になだれ込み、延々と濃い話しに花を咲かせました。
とても楽しかったです。
私たちの一団のほかにも、もう一組ファミリーで団体が出来てましたが、そのグループはカラオケに行ったようです。
きっと朴さんの歌を熱唱したんでしょうね。
大変失礼ですが、カラオケ行ったグループをヤング組、居酒屋行ったグループをアダルト組なんて名づけてしまいました。
だって全員成人以上だったし。
私も朴さんと同年代だし。
この名称、間違ってないよね(笑)
今後はヤングな子たちともどんどん交流したいと思う私ですが、シャイなので(笑)なかなか難しいです。
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